
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省)
大分県 / 郷土料理(大分県)
だんご汁(だんごじる)
大分県は台地が発達しており、米づくりに適さない土地が多く、古くから畑を基盤とした麦などの穀物栽培が盛んだった。穀物のほとんどは粉にされたため、大分県では粉食文化が各地に根づいている。「だんご汁」はその代表格である。小麦粉をこねて薄く帯状に引きのばしただんごを具材とともに、九州地方でよく食されている麦味噌、または合わせ味噌や白味噌仕立ての汁に入れていただく。 米が不足していた時代に、米の代わりに日常的に食べていた。一般的に“だんご”というと球状にしたものを想像するが、大分の場合は手で引きのばして食される。うどんよりもコシが強く、歯応えを楽しめるのが特徴である。見た目はきしめんのような形状であるが、だんごをつくる際に丸めた状態でしばらく寝かせることから“だんご”と呼ばれるようになったといわれる。その後、薄く帯状にするのは、汁で煮こむ際に味が染み込みやすくするためである。福岡県や熊本県では「だご汁」と呼ばれる。
材料
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全16工程
小麦粉に塩を混ぜて水を少しずつ加える。
よくこねる。水は粉の状態を見ながら加え、一度に全部入れてしまわないようにする。
手につかなくなるまでこねたら、丸くまとめる。
濡れフキンで包んで、1時間くらい寝かせる。
寝かせた後、棒状にして、親指大にちぎる。
手のひらを使ってのばし、濡れフキンをかけて、さらに寝かせる。
手でのばし、鍋の熱湯に落としてゆでる。
ゆであがっただんごをざるにあげ、水洗いして、ぬめりを取る。
いりこと昆布で出汁を取る。
里芋を皮付きのまま下ゆでし、皮をむいて、7~8mmくらいの厚さで食べやすい大きさに切る。
ごぼうはささがきにして、水にさらす。
人参の皮をむき、大きめのささがきにする。
大根の皮をむき、大きめのささがきにする。
切った野菜をだし汁に入れて煮る。食べやすく切った豚肉も入れる。
具材に火が通ったら、味噌で味をととのえ、だんごを加える。
器に盛り付けて、小口切りにした小ねぎを散らす。





