
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:岩手県農林水産部農業普及技術課
岩手県 / 郷土料理(岩手県)
いもの子汁(いものこじる)
北上川流域はさといもの生産に向いた土壌で、昔からさといもが多く作られている。さといもの歴史は古く、縄文時代に米よりも早く日本に入ってきたと考えられている。古くは万葉集にも記載があり、十五夜や正月に餅ではなく、さといもを供える文化が各地に点在している。 「いもの子汁」は秋に旬を迎えるさといもを、にんじん、大根、ごぼう、きのこ、こんにゃく、豆腐、鶏肉等をひと口大の大きさに切ったものを煮込んだ汁物の料理。一杯で多彩な食材が食べられるので、たんぱく質やビタミン類、食物繊維など、幅広く栄養を摂ることができる。昔は稲刈り後など農作業が一段落した時や人が集まる時のごちそうとして、また、身体を温める料理として振る舞われた。現在は、北上川の川岸にグループで集まり、いもの子汁を食すのが秋の風物詩となっており「芋煮会」「いもの子会」と呼ばれる。
材料
- さといも1kg
- つきこんにゃく250g
- 鶏肉150g
- 豆腐200g
- しめじ100g
- ねぎ150g
- 鶏がらスープ(鶏がら1羽、水2,500cc、ねぎ、根しょうが)1,000cc
- 水1,500cc
- 酒25cc
- しょうゆ200cc
- 塩大さじ2
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全6工程
鶏がらは水でよく洗い、鍋に入れ、水とねぎ(緑の葉の部分)や根しょうがの薄切りを入れて火にかけ、途中でアクをとりながら、静かに30分程度煮出す。
さといもは洗って土を落とし、皮を包丁でこそげ落とし、大きめに切り、塩水に浸ける。
鶏肉は皮をとって3cmくらいに切る。
豆腐は、3cm角くらいの大きさに切り、しめじは小房に分け、ねぎは斜め薄切りにする。
鍋に、1の鶏がらスープと水を入れて煮立て、そこへさといも、こんにゃく、鶏肉としょうゆを大さじ2入れて煮る。
さといもがやわらかくなったら、酒、しょうゆ、塩で調味し、豆腐とねぎを入れてひと煮立ちさせてできあがり。※鶏がらスープはたくさんできるので、残りはいろいろ料理に活用する。





