
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:鳥取県
鳥取県 / 郷土料理(鳥取県)
こも豆腐(こもどうふ)
「こも豆腐」はこもにくるまれた素朴な豆腐料理。こもとは、粗く織ったわらのむしろのこと。100年以上伝わる「こも豆腐」は、冠婚葬祭や祭り、法事などの特別な日には欠かせない、倉吉市などの中部地域の伝承料理の一つ。魚があまりとれなかった鳥取県では、よく豆腐が食べられており、庶民の貴重なタンパク源だった。かつて村には共同の豆腐小屋があったそうで、豆腐をたくさんつくることができたので、その楽しみ方の一つとして生まれたのが「こも豆腐」だという説もある。しかし、昭和30年代にスーパーマーケットが登場すると、人々の生活、食事もだんだんと変化した。簡単にいろいろなものが手に入る時代になり、「こも豆腐」も次第につくられなくなったという。「こも豆腐」をつくるのに用いるわらも、最近は手に入りにくくなった。はで掛けをしたわらは、きれいに天日に干され、「こも豆腐」をつくるのに重宝される。
材料
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全7工程
人参、ごぼうは、縦に細長く切り、分量外のだし汁、砂糖、薄口醤油で煮て薄く下味を付けておく。
豆腐は4つ切りにして水をきっておく。
わらのハカマ等を取り除いてきれいにし、35cm位の長さに切る。一方の端を縛り、わらを広げて、4つ切りにした豆腐を縦に2本並べて入れる。
1の人参、ごぼうを豆腐の間にはさみ入れる。
わらをよく合わせて、一方の端もくくり、全体をナイロンひも又はわらで絡み、しっかりくくる。
15分位蒸す。
蒸した豆腐は、わらをゆっくり取り除き、鍋にだし汁と調味料Aを入れて、味を含ませるように煮る。 または斜め切りにし、器に盛り、わさび醤油等でいただいても良い。





