
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:新潟県新潟地域振興局
車麩の煮物(くるまふのにもの) / 郷土料理(車麩の煮物(くるまふのにもの))
車麩の煮物
麩は、グルテンを主な原料とした加工食品で、小麦粉を水で練ってつくられる。室町時代(1393~1573年)初期に中国へ修行に行っていた僧侶が持ち帰り日本に伝来したといわれ、新潟へは江戸時代後期頃に北前船が立ち寄ったことで加工技術が伝わり、製造がはじまったといわれている。 全国的各地にさまざまな麩があるが、新潟でもっともポピュラーな麩が「車麩」である。車麩は、練った生地を鉄棒に巻きつけたものをバームクーヘンのように回転させながら焼き、2回、3回と生地を重ねて焼いたもの。ドーナツのようなかたちをしているのが特徴で、輪切りにすると車輪のようであることからその名が付いたといわれている。3回巻きのものが一般的で、4回巻きのものは手間ひまがかかるため珍しい。麩の質を安定させるために1日から2日かけて休ませ、短く切って蒸して柔らかくした後に輪切りにして干す。乾燥は、最短で3日、梅雨時期など湿度が高い時期は5日ほどかかるという。これだけの工程を経て完成するまでに一週間近くもかかるため、4回巻きの車麩は、今は新潟県内でもつくっているのは数社しかない。
材料
- 白なす700g (4個)
- 車麩40g (4枚)
- いんげん24g (8本)
- 砂糖大さじ3
- 醤油大さじ4
- 塩小さじ1
- 【だし汁(1300ml分)】水 ※原文ママ1700ml
- 【だし汁(1300ml分)】カツオ節25g
- 【だし汁(1300ml分)】煮干し25g
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全6工程
白なすは縦に半分に切り、皮側に亀甲に包丁を入れる。白なすが手に入らない場合は、丸なすで代用が可能です。車麩は水に浸けてもどし、半分に切る。
いんげんは筋をとり、さっとゆでて、水にとる。
鍋にだし汁と調味料、白なすを入れて火にかける。沸騰したら中火にし、落とし蓋をし15分程度煮る。(なすに火がとおるまで)
白なすに火がとおったら、水気をしぼった車麩を入れ、弱火で7~10分程度煮る。
火を止め、白なすや車麩に味がしみるように含ませておく。
味がしみたら、器に盛り、彩りとしていんげんを飾る。





