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ナメタガレイの煮つけ

写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:宮城県食生活改善推進員協議会

ナメタガレイの煮つけ(なめたがれいのにつけ) / 郷土料理(ナメタガレイの煮つけ(なめたがれいのにつけ))

農水省 うちの郷土料理

ナメタガレイの煮つけ

ほかの地域では「ババガレイ」「インドガレイ」と呼ばれているナメタガレイ。ぬめりが多いことから「滑多鰈(ナメタガレイ)」と呼ばれるようになったという。ほかのカレイに比べ大きいのが特徴で、「マガレイ」は1尾300g前後なのに比べ、ナメタガレイは冬の時期には1尾600g前後と、ほぼ倍くらいの大きさにまで成長する。身も厚く食べごたえのある魚で、冬は子持ちが増えることから「子孫繁栄」の縁起を、さらに卵が黄金色をしていることから商売繁盛の縁起をかついで年取り魚となったともいわれている。 ナメタガレイは低カロリーで消化もよく、胃の調子が悪い時の体力回復にも効果的。何かと食べ過ぎたり疲労がたまる年末年始に食すには、最適の魚といえる。 ナメタガレイが大みそかに食べられるようになったのは、実は最近のこと。江戸時代から戦前にかけては、仙台の正月の魚は「タラ」であった。このことは、正月の城下に「タラ」が出回らないことを心配した伊達政宗公が家臣に漁師が獲った「タラ」が出荷されない理由を調べるよう指示した手紙(「仙台市史」参考)や、戦前、仙台の年中行事に関して「正月にはタラ汁が欠かせない」と記載された文献(仙台城下「町人列伝」参考)等から見て取れる。現在では、正月に「タラ」を食べる習慣はほとんど残っていない。

材料

人数4人分元のレシピ:4人分
  • ナメタガレイ4切
  • 生わかめ30g
  • ねぎ1本
  • しょうが30g
  • 【調味料A】水1カップ
  • 【調味料A】酒1/2カップ
  • 【調味料A】砂糖大さじ1
  • 【調味料A】みりん大さじ3
  • 【調味料A】醤油大さじ3

作り方 全7工程

  1. 【下準備】 カレイはうろことぬめりをていねいにとり、頭を切り落として内臓をとり除き水でよく洗う。ナメタガレイは大きいので、筒切りにする。しょうがはうす切りにする。

  2. 平鍋に水、調味料A、しょうがを入れ、煮立てたところに、カレイの切り身が重ならないように並べて入れる。

  3. 全部入れ終わったら、煮汁を全体にすくってかける。

  4. ぬらした落としぶたをして、煮汁が半分になるまで中火で煮る。

  5. 途中で鍋を傾けて煮汁をすくっては全体にかける。

  6. これを2~3回繰り返し味を含ませて煮る。

  7. 3cmに切ったねぎ、わかめなどを魚の残り汁で煮て前盛りに添えるのも良い。