
写真出典:「うちの郷土料理」(農林水産省) · 画像提供元:香川県農政水産部農業経営課
香川県 / 郷土料理(香川県)
わけぎあえ
昔から農家では、春の野菜としてわけぎもよく栽培されていた。うどんの薬味に欠かせない細ねぎや冬の鍋料理で馴染みの白ねぎと同様に、わけぎは春の食卓に欠かせない食材である。ねぎとたまねぎの雑種で、ねぎよりも香りが柔らかく、加熱すると甘みが出る。球根から芽が伸び、枝分かれして生育することから「分け葱(わけぎ)」と名付けられた。 「わけぎあえ」は、子孫繁栄の縁起物として雛祭りの時期に食べられてきた。小豆郡の豊島では「わけぎのぐるぐる」と言い、良いことが続くことを願ってわけぎを切らず、一口大に巻いて使う習慣がある。また、和える具材は、同じく春に漁の時期を迎えるマテ貝やアサリをタコの代わりに用いることもあり、山と海両方の旬の食材をふんだんに使用した郷土料理と言える。 白味噌を酢などの調味料でのばしていることから「わけぎのぬたあえ」とも呼ばれている。
材料
※分量は元のレシピから自動計算した目安です。「少々」「適量」など数値のないものは変わりません。
作り方 全4工程
わけぎは洗って、白い根本の部分と青い部分とに分け、どちらも3cm位の長さに切っておく。
沸騰した湯に、白い根本部分を入れ、次に青い部分を入れてゆで、ざるにとって冷ます。(少しの水でから煎りしても良い)
タコは塩もみしてぬめりをよくとり、熱湯に塩ひとつまみを入れて、ざっとゆで一口大に切る。マテ貝の場合は、薄い塩水でぬめりや砂を取り除き、から煎りし酒を振り込むと良い。
すり鉢に白味噌、練り辛子、酢、砂糖を入れてよくすり混ぜ、冷ましたらわけぎを和える。





