世界の食卓.com

インド / 主菜

Wikibooks

ハイデラバード・ビリヤニ

ハイデラバード・ビリヤニは、人気のあるビリヤニの一種である。主にインドのハイデラバード市で見られることから、この名が付いた。歴史上のハイデラバード藩王国の統治者ニザームの厨房で、ムグライ料理とアーンドラ料理が融合して生まれた。他のビリヤニと同様、インド亜大陸にのみ見られるバスマティ米を使う。スパイスなどの材料は同じだが、調理にはより時間がかかる。 通常、ダヒ・キ・チャツネ、ライタ、またはミルチ・カ・サランを添える。 作り方には2種類ある。カッチ・ビリヤニは、加熱していない煮汁を使うカッチ・ヤクニ方式で作る。生肉をヨーグルトに漬け、米と一緒にダムと呼ばれる蒸し焼きの工程だけで火を通す。肉が加熱しすぎにも生焼けにもならないよう、時間と火加減を厳密に調整する必要があり、難しい方法である。パッキ・ビリヤニでは、肉をすべてのスパイスとともに先に加熱し、メース、イッタル、ケウラの香りがするその煮汁に米を加え、サフランとカルダモンとともに密閉した鍋で炊く。ミルチ・カ・サラン、ダンサク、バガラ・ベイガンなどを添える。

材料

人数6人分

作り方 全11工程

  1. 鶏肉に深い切り込みを入れる。スパイスが染み込む深さにするが、肉が切り離されるほど深くしない。

  2. ターメリック、チリパウダー、塩、にんにくペースト、ヨーグルト、レモン1/2個分の果汁を混ぜる。鶏肉によく塗り込み、1時間漬ける。

  3. 鍋に油約100mlを熱する。クミン、クローブ、シナモンスティック、カルダモンの種、ローリエ、さらにクミンをスプーン1/2杯、コリアンダーパウダーをスプーン1杯加え、最後に玉ねぎを加える。2分ほど炒め、ミントを加える。

  4. 玉ねぎが薄く色付いたら、漬け込んだ鶏肉を加えて約20~30分間加熱する。この段階では完全に火を通さない。

  5. ガラムマサラとココナッツファインを加える。鶏肉に7~8割ほど火が通ったところで火から下ろす。汁気が少なく、鶏肉が焼いたような状態になるようにする。

  6. 鶏肉を加熱している間に、ビリヤニ用の米を準備する。バスマティ米3カップを軽く洗い、米の半分の体積の水と塩小さじ1~2を加える。できれば炊飯器を使い、半分ほど火を通す。飾り用に米を少量取り分け、サフランを水で溶いたもので色を付ける。

  7. 直径約30cmの耐熱鍋または耐熱容器に、半炊きの米の約半量を入れる。その上に鶏肉の半量を重ね、残りの米の半量をのせる。残りの鶏肉を重ね、最後に残りの米をのせる。

  8. 油を熱し、薄切り玉ねぎの半量をきつね色に揚げる。カシューナッツも同様に揚げる。この2つを一番上の米に散らし、ギー100ml、ココナッツミルク、サフランで色付けした米、パクチーを加える。

  9. 容器にしっかりふたをする。強火で5分間加熱し、弱火にする。炎が容器の中央ではなく片側に当たるようにする。2~3分間加熱したら容器を回し、外周の別の部分を加熱する。これを約20分間、2~3分ごとに繰り返す。回すたびに容器を慎重に揺すり、ギーが底にたまらないようにする。

  10. 火から下ろし、約10分間おいてからふたを開ける。

  11. 食べる前に底から混ぜ、半分に切ったゆで卵を添えて盛り付ける。